coconと高橋さん
ベッドの役目を終えた先

ベビーベッドISURUcoconの作り手、さしものかぐたかはしの高橋雄二さんに商品開発をお受けいただいた際の率直なお気持ちを伺いしたインタビューがインスタに投稿されました。

使用期限が短いベビーベッドですが、”さしものかぐたかはしの理念” に基づいて、高橋さんが作り上げたのは、永く受け継がれるような家具でした。

ベビーベッドとしての役割を終えても家具としての役割の終わりではない。眠ったり、授乳したり、遊んだり、くつろいだり、誰が使ってもよくて、ずっと家族とともにある家具として作られたのがISURUcoconです。

私も子育ての真っ只中にありますが、赤ちゃんがいる暮らしを振り返ると、毎日が濃厚で忙しいにも関わらず、時が止まったようなゆったりとした期間だとも感じていました。

過ぎてしまえば、とても短い期間だったのだと気付かされます。

チャイルドシートや玩具、食事の椅子。子供が成長するにつれ不要になっていくものが増え、写真や思い出はいくつあっても処分する時には成長の喜びとともにほんの少しの寂しさを覚えたものです。

高橋さんが考えたISURUcoconは、赤ちゃんのためのベッドでありながら、家族のためのチェアでもあります。「短い期間しか使わないからこれでいい」と考えられてきたベビーベッド。もしも思い出と一緒にずっと使っていけるものなら、思い切って素敵な家具を迎えたい。「これがいい」と選びたい。そう思えるような、暮らしに馴染む佇まいの美しいベッドです。

高橋さんによる制作ストーリーはこちらから読むことが出来ます。